グローカルな探究

「グローカル」とはグローバル(global:世界的)とローカル(local:地方的)を掛け合わせた造語です。

丸岡高校では、ローカルな課題をグローバルな視点で捉え、解決に向けて他者との協働を通して主体的に行動する力を育成します。

学校設定科目
「グローカルスタディ英語」

 本校の特色や、日本、福井県、および生徒各自が住む地域の自然・歴史・文化等を外国人観光客や海外に向けて説明したり、発信したりするなど、より実用的な英語力を育成していきます。授業では、調べた内容についてスライドを作成し、自分の意見を加えながら英語で文書に表現することを目指します。
 また、作成したものをクラス内や校内、および校外・海外とのオンライン交流会等の場で発表します。

学校設定科目
「グローカルスタディ社会」

 地元の大学・自治体・企業・NPOおよび海外の連携校等と対話・協働をしながら探究型学習に取り組むことで、グローバルな視点を養い、さらに地域の諸課題を、主権者として解決する能力を高め、新しい時代に求められる資質・能力を育成します。
 授業の中で、地域の歴史と伝統を学んだ上で、多様な個人や組織と対話・協働をしながら地域の未来を活性化させるための課題解決策を考えていきます。
 また、高校生会議等で自分の考えを発表したり、グループや個人でのスライドを使用したプレゼンテーションやレポート等で学習成果のまとめを行います。

総合的な探究「CF」

 「CF」とはCatch the Futureの略で、自己の在り方・生き方を考えながら、課題を発見し解決していくための資質・能力を育成することを目指します。探究活動は「M-PROJECT」という名称で、3年間かけて、学年の設定した探究領域において、自分の興味・関心のある事柄について、主体的に学び、仲間と意見を述べ合い、考え、まとめ、発表する課題解決型学習を行います。

地域協働部の活動

 そば打ちと地域貢献活動を2本柱に活動しています。
毎週水曜日には、そば打ち段位獲得をめざし、外部講師を招いてトレーニングを行っております。食品ロスを防ぐためにそばの切れ端を使った、かりんとうなどのお菓子も開発中です。
週末や長期休暇には地域のイベントを手伝うことが多く、平日には1年生は児童福祉班、英語班、動画作成班、畑班、よろい班に分かれて活動を行っております。2年生はマイプランを設定し、それぞれが独自の活動に取組んでいます。

近年の取り組み